またもや溜めてしまった営業報告。主に理由は2つ。
・幕張支店開業準備でてんてこまいしてた
・もうnote使いたくないってなって他媒体を探してた
ということで今回から自分のウェブサイト内のブログで報告します(といっても中身はワードプレスだけど)。
今までの報告も随時こちらに移行予定です。
ということで本編スタート。
今回の寄付
毎度恒例寄付報告。
今回はもう選択の余地なし。医療従事者への支援金です。夏にも寄付したところへもう一度。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5283001
書き始めると長くなるのでひとことで。ふざけんなクソ政府。絶対に屈してなるものか。コロナにも政府にも。
金額は3ヶ月分まとめて、4,040円(404点)です。
同額を「こども読書ちょきん」にも充当しました。
収支報告
10月
支出
本や雑貨の仕入れ:262,483円
備品とか:177,506円
寄付+「ちょきん」:1,620+1,620=3,240円
家賃:30,000円
計:473,229円
収入(店舗+ウェブストア+卸売)
店舗:153,622円(102点)
ウェブストア:118,335円(60点)
卸売:31,989円
計:303,946円
総計:-169,283円
11月
支出
本や雑貨の仕入れ:310,283円
備品とか:57,415円
寄付+「ちょきん」:1,770+1,770=3,540円
家賃:45,000円
計:416,238円
収入(店舗+ウェブストア+卸売)
店舗:213,445円(156点)
ウェブストア:26,818円(21点)
卸売:6,435円
計:246,698円
総計:-169,540円
12月
支出
本や雑貨の仕入れ:116,885円
備品とか:370,249円
寄付+「ちょきん」:650+650=1,300円
家賃:60,000円
水道代:680円
計:549,114円
収入(店舗+ウェブストア+卸売)
店舗:47,309円(42点)
ウェブストア:43,176円(23点)
卸売:0円
計:90,485円
総計:-458,629円
雑感
なによりも注目すべきは支出欄の「家賃」という項目です。正直、まだ戸惑っています。10月よりプレオープンということで、前借主さんが融通を効かせてくれたため徐々に金額が上がっていくスタイルとなりました。2021年より本スタートということで、次回の営業報告には(約)9万円の記載が達成されることでしょう……震える……ほかにも光熱費やなんやらのいわゆる「インフラ代」が計上されるわけですよね……ちょっとよくわからない……どうしよ……。
というのはあながち冗談ではなく、わりと真剣に違和感を覚えている段階です。本当にまだ慣れない。し、今までの感覚でお店の経営(そう、ついに「経営」という言葉が自然に出てくるくらいの意識になっているのです)はできない規模になるので、正直なところ、ワクワクより怖さのほうが勝っています。いや、楽しいけど。この怖さは必要なことだと思うので。
10〜11月は幕張支店でのプレオープンをしていたこともあって、店舗での売上額が非常によろしいことになっています(小屋比)。とはいえこの額じゃ月々の家賃は払いきれないわけでして、このあたりからも「インフラすげえ」という思いがさまざまな角度から生じてくる次第であります。俺はインフラを使いこなせるのか、インフラを使うに値する人類なのか、いや俺はサヴェッジ……すばらしい新世界……。
12月はプレオープンを一度やめて小屋だけにしたので、いつもどおりの感じになっています。しかも小屋も時短でやってたので、ふだんの、というか目標の半分くらいですね。きびちい。さむみ。
ちなみに3ヶ月通して支出がとんでもないことになってるのは、幕張支店開店に向けての設備投資やらなんやらなので、とんでもねえ赤字が3ヶ月続いていることはやむをえないこととして諦めています。そうです、驚愕すべきはやはり「家賃」という項目の存在なのです。今年のクリスマスプレゼントは家賃分の現ナマ希望です。ぐへへ……超いい子でいるぞ……ということで、ファッキンシットクソ政府!!
さらにちなむと幕張支店の物件契約金もろもろはだいたい70万くらいでした。居抜きなので大規模な工事が不要で、ゆえに大きなお金の支出も契約金(敷金とか)のみで済みました。あとはパソコン買ったり棚買ったり、本の在庫を増やしたり、みたいなところで、ようはこの3ヶ月分の赤字分がその内訳だと思ってもらえれば。赤字分+70万=開業資金、みたいな感じです。200万いかないはず。もしそれを超えてたら僕の貯金は0のはずなので。ぶひー!!
ということで本屋lighthouse幕張支店は2021年1月11日(月・祝)にオープンします。まあもうすでに再プレオープンみたいな感じでゆるっと開けてはいるのですが。とりあえず、成人の日にお店スタートします。いつまでも子どもでいたい本屋ですが。
(そういえば開店のお知らせみたいなのも書いてたのでこちらにも載せておきます。締まらんなあ……)
あと、もうひとつ大事なお知らせがありました。
小屋本店は2020年末で一旦休店(全在庫を幕張支店に移動済み)、改修工事というか解体工事からの再建工事を経て復活をなんとか年内に果たしてえ、という状態にあいなっております。ゆえにマジでただの小屋になっています。遭難したときに見つけたらうれしい感じのやつ。
小屋の建造開始からもう3年半が経ち、完成&開店からもそろそろ2年になろうとしています。正直言ってもう限界のようです。往年の横綱のような台詞を吐いて引退をさせたいくらい、至るところにボロが出始めていました。ていうか最初から壊れてるようなものでした(夏は特にね)。ので、幕張支店という避難所ができたので、ここぞとばかりに小屋をパワーアップさせようという魂胆でござい。ございいいい!!!!!
とはいえそうなるとまたお金が必要になるので、まずは幕張支店でがっぽり稼いで、さらにいわゆる「くらうどふあんでんぐ」とやらもやろうかなと思ってます。ようわかりませんが。改修後の小屋本店は主に、
・「こども読書ちょきん」用の本屋
・本屋をやりたい人向けの「貸し本屋」
として運営していこうかな、というヴィジョンでいます。
ちょきん本屋はもうそのまんまで、小屋のほうが子どもが遊びに来やすいのでそこで思う存分「ちょきん」を使ってアホみたいに買ってもらおう、というやつです。現時点で既に秘密基地だと思われてる節がありますが、それを促進させるイメージです。カモンへんてこkids!!
貸し本屋は、いわば棚貸し本屋とかシェア本屋とかの丸ごと本屋版というか、1ヶ月1万円とかで小屋を「あなたの本屋」として運営してください、みたいな感じです。小屋にある本だけでやってもいいし、自分で仕入れた本を置いてもいい。とにかく家賃1万円で好きにやってくれ!という。僕はこの家賃0の小屋があったからこそ幕張支店に繋がったというか、小屋での経験があってこそ次のステップ=まともな本屋開業に至ったと思っているので、そういう場をほかの人にも共有することで各地に本屋が誕生しやすくなるのではないか、みたいなことを考えています。まあ、家賃1万くらい取るんですけどね……でもそれくらいなら誰でもペイできるような仕組みにしてスタートさせようと思うので、乞うご期待。この貸し本屋システムはクラファンのリターンにも設定しようと思うので、やりたい人は小屋の解体&再建費用の支援をば……。しかしやること多いな。もう無理だ。