「スロー・ルッキング」ワークショップ

短期開催(全3回予定)
シャリー・ティシュマン『スロー・ルッキング よく見るためのレッスン』(東京大学出版会)を題材にしたワークショップ。
内容を簡単に紹介すると、「じっくりよく見て、文章を書こう」です。
講師は町いちばんの素人、柿内正午さん。
このワークショップで参加者のみなさんが書いた文章は、いずれまとめてZINEにしたい所存……。
【第1回の内容】
本屋lighthouse店内の本棚をじっくりよく見て、その成り立ちを考えてもらいます。その後、実際に棚を作り維持をしてきた関口より棚の解説をします。ここで大切なのは、推測した成り立ちが正しかったかどうかではありません。じっくりよく見て、本棚がどのように生まれ変化してきたのかに想いを馳せる、その営みにこそ意味があります。本棚をじっくりよく見ているあいだ、自分の部屋やほかのお店の本棚を思い出したり、不如意にまったく関係ないことを思い出したりするかもしれません。
宿題:本棚をスロールッキングして考えたこと、思い出したことなど(から脱線したものも含めて)文章を書いてくる→第2回で提出。文字数制限なし。文章の巧拙は問わず。
【第2回の内容】
提出課題を参加者で読み合います。その後、店内を飛び出しお店のまわりで各々スロールッキングをしてもらいます。一度お店に戻り、なにを題材にしたかのみ軽く発表し、その中身は次回までに文章にしてきてもらいます。
宿題:お店のまわりでスロールッキングして考えたこと、思い出したことなど(から脱線したものも含めて)文章を書いてくる→第3回で提出。文字数制限なし。文章の巧拙は問わず。
【第3回の内容】
提出課題を参加者で読みあいます。その後、このワークショップを通して感じたことや変化した気がすることなど、参加者で話しあいます。最後にもう一度、お店の本棚をじっくりよく見て終わります。
宿題:このワークショップを通じて感じたこと、思い出したことなどについて文章を書いてくる→各々のペースで提出。文字数制限なし。文章の巧拙は問わず。
場所:本屋lighthouse奥の部屋
〒262-0032 千葉県千葉市花見川区幕張町5-465-1-106
JR/京成幕張駅より徒歩6分
第1回開催日:
2025年10月26日(日)
14時〜16時
*2回目以降は参加者で調整(日曜日が基本)
定員
5名ほど
講師紹介
柿内正午
会社員。勤務時間外に楽しく読み書きし、文筆や、ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」配信などの活動を行う。単著に『プルーストを読む生活』(H.A.B)や『会社員の哲学』(零貨店アカミミ)などがある。眼鏡が大きい。せっかちで、ホラー映画とプロレスを同時に再生しながら本を読んだりするので、碌にものを見ていない。
そのほか
『スロー・ルッキング』の本は読んでいてもいなくても大丈夫です。
基本的には初回から参加してもらうのがベターですが、途中参加も歓迎です。
そのほか、ワークショップについての問い合わせは本屋lighthouseまで:books.lighthouse@gmail.com