mastodonサーバーポリシー
ルールというよりポリシーですが、必ず最後までお読みください。
本屋lighthouseでは「セーファースペースとしての本屋」を目標として掲げています。ゆえにこのサーバーでもその目標は変わりませんが、その根本にあるのは以下の意識だと考えています。
・ものは大事に人はもっと大事に
・自分にやさしく、他人(ひと)にはもっとやさしく
これは私の恩師の教えですが、少し具体的にしてみると、
・あらゆる差別やヘイトに反対であること
・ある差別に反対する際に、ほかの属性を差別することがないように気をつける
*たとえばインターセクショナリティの概念などを参考にしてみてください
ということになります。さらに具体的に考えてみましょう。
・ある事象に対して不安になったり傷ついたりしてる人がいて、でも自分はその事象に対してなんとも思わないときは、まずはじめにその人に寄り添うことを意識しましょう。なぜ不安なのか、なぜ傷ついてるのかを考えること。決して「気にしすぎ」と切り捨てないこと。
・差別やヘイトに反対するという意識は同じでも、その方法論には違いがあるかもしれません。そういった場合に起きた論争の際は、以下のように考えてみてください。
→この論争は「自分の考えを相手に納得させるため」のものではなく「相手の考えのなかに自分と同じものを見つけるため」と考えてみる
→あるいは「自分と相手の意見のいいとこどりをしたらよりよい方法になるかもしれない」と考えてみる
→そして「自分の意見の正しさを証明するためではなく、この社会をまっとうなものにするための方策をみなで思案するためである」と考えてみる
・必要な際にはブロックをしましょう(自分にやさしく)。しかし以上のような前提でみなが生活を送った場合、相手のブロック行為は「私のことが憎い/嫌い/関わりたくない」ではなく、以下のようなニュアンスで捉えることが可能になるはずです。
「いま私と言葉を交わすと、相手は動揺してしまう。だから一旦距離を置くためであり、決して私を憎んだり傷つけたりするための振る舞いではない。きっといつかまた話せる」
*人は往々にして論争相手がいないところでは素直に反省できるものです。相手のいないところで冷静になり、振る舞いをあらため、いつのまにか同じ価値観を共有する存在になっていることはままありますし、自分も同様に冷静になれば素直に反省するべき箇所が見つかるかもしれません。これは絵空事ではなく「事実」として認識しておきましょう。
・このサーバー内に上下の関係はありません。連帯も、それがなんらかの支配や強制を生むものであるならば不要なものとして考えています。私たちは反差別・反ヘイトの名の下に一丸となってはいますが、常にバラバラの存在でもあります。そして、それでよいのだと考えています。
*本屋lighthouseは「管理者=権限を持つ存在」ではなく、単にサーバーを立てただけです。エレベーターでドア近くに立っていたから開閉ボタンを押しただけ、みたいな感覚で認識してください。ゆえにサーバー内での争いが起きた際も、可能な限り登場=裁定せずに済むようにしたいです。もちろん必要な場合には責任をもって登場しますが、あくまでも最終手段であることを認識しておいてもらえるとうれしいです。
以上がポリシーになります。ご理解いただいたうえでアカウント作成をお願いします(なんらかの意気込みをひとことよろしくです!)。
なお、素人運営のため不具合が生じたり、サーバーごと消滅したりする可能性は否めません。ここだけにアカウントを作成するのではなく、複数サーバーでのアカウント取得を推奨します。自分にやさしく、他人(ひと)にはもっとやさしく……。
本屋lighthouse 関口竜平